取り扱い木材
コモンハックベリー(ハックベリー)
- 学名
- Celtis Occidentalis
- 他の名称
- コモンハックベリー
- 分布・産地
- 米国東部
- 色・特徴
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ハックベリーはシュガーベリー(学名 Celtis laevigata)との関連が深く、エルムの一種。
心辺材の区別はほとんどなく、黄色のすじが入った黄灰色から淡褐色。 - 木目・材質
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木目は通っていたりよじれていたりと不規則。
木肌は密。
製材は一般的に普及しているが、厚い材がなく、低等級の材が主力。 - 加工・用途
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プレナー、旋盤加工に適するすが、釘、ネジの適応性は中程度。
ステイン、つやだし加工が可能。
乾燥しやすく損傷も最小。
収縮率は高く、安定性にやや欠ける。
家具およびキッチンキャビネット、ドア、モールディング。 - 物理特性
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比重(含水率12%)…0.53
平均重量(含水率12%)…593kg/m2
材積平均収縮率(未乾燥状態から含水率6%)…13.5%
弾力係数(メガパスカル)…8205MPa
硬度(ニュートン)…3914N